<清須越し狂言『轍(わだち)』>
作・脚本:やまかわ さとみ
狂言振付:佐藤 友彦
1614年 清正公さんが故郷名古屋の街づくりに励んだ「清須越し」。てんやわんやの7万人引越しを見物に出かけた太郎冠者は、加藤清正の手下率いる石運びに巻き込まれ、川の渡船で福島正則の手下とも道連れに。堀川端に到着した三人が、祝い酒をひっかけて、ほろ酔い気分でもめ始めたその時に、清正公さん伝説一大イベントが・・・。
「轍」の一幕
<なごや妖怪狂言『冥加さらえ』>
清正公さんのお守役をした河童太郎が、小河童を引き連れて、百年ぶりに下流の里へ下りてきた。龍神から不老長寿の妙薬「人間の尻小玉」集めを命じられた河童たちは、妖怪“おからねこ”と“甘酒女”と手を組んで、川ざらえイベントを企画する。ばれたら石にされる罰におびえつつ、作戦成功!と思いきや・・・。
「冥加さらえ」の一幕
清正公さんのふるさと愛知の小学生が出演!